発電所の奥から誰かがこっちへ向かって歩いてくる。
「ったく……最近やたらとガキに邪魔されるな……」
重い足音が響く。
「ちょっと大人の怖さを教えてやるとするか……」
現れたのは、分厚いコートを羽織った大柄な男。身長は190cm近くあり、鍛え抜かれた体つき。その鋭い目つきと余裕のある態度が、ただの幹部ではないことを示していた。
「俺はグラム。ファントム団幹部だ。」
男は腕を組みながら、ニヤリと笑うと、モンスターボールを片手に持ち上げた。
「お前ら、俺達の邪魔をして…覚悟できてるんだろうな。」
ゴロンダ、登場!
その瞬間、シュンの隣でカイが静かに前へ出る。
「……俺がやる。」
そう言うと、ガバイトが前へ飛び出した。
カイ vs. グラム 開始!
発電所・捕らえられたエレキテルたち
一方、シュンの前にはまだファントム団のしたっぱたちが立ちはだかっていた。檻の中には、捕らえられたエレキテルたちが震えている。
「お前らももう終わりだな」
したっぱたちはニヤニヤしながらモンスターボールを投げた。
「行け! コマタナ!」
「キリキザン、やっちまえ!」
「……チッ、まだこんなに。」