朝日がバロウシティの屋根を照らし、穏やかな風が街を駆け抜ける。 市場では新鮮な果物や道具を売る店が並び、ポケモンセンターでは旅の準備を整えるトレーナーたちが最後の確認をしている。 広場では子どもたちがポケモンと遊び、バトルの歓声が響く——まるで、この街がトレーナーたちの旅立ちを見守るかのように。
しかし、そんな活気とは対照的に、一つの建物は静寂に包まれていた。
バロウシティジム——モリアスジム。
カメラはゆっくりとジムの扉を抜け、中へと入っていく。 広大なバトルフィールドの中央には、一人の男が静かに立っていた。
ジムリーダー・ダゴン。
彼は腕を組み、目を閉じたまま微動だにしない。 天井から差し込む光がその鋭い輪郭を際立たせ、まるで巨岩がそこに根を下ろしているかのような威圧感を放っている。
そして、静寂の中でゆっくりと目を開けると、低く呟いた。
ダゴン「……あれから2日。もしや来ないのかと思ったぞ。」
そう言い放つダゴンの前に立っていたのは、決意を宿した瞳の少年——シュン。
シュン「ごめん遅くなって。今度こそ、勝つ!」
ダゴンはシュンを見据え、わずかに口角を上げる。
ダゴン「……ならば、証明してみせよ。」
モンスターボールを手に取る。
ダゴン「この揺るがぬ岩を、超えられるか。」
シュンも拳を握りしめた。
シュン「行くぞ、リオル!」
第一戦:リオル vs ズガイドス
ダゴンがモンスターボールを投げると、ズガイドスが地面に着地し、鋭い目でリオルを睨みつける。 ズガイドスは力強く足を踏みしめると、低く構えた。
ダゴン「ズガイドス、『ずつき』!」
ズガイドスが一直線に突進!頭を突き出し、強烈な一撃を繰り出す!