バロウシティ・ポケモン研究所の庭

木陰でケロマツが何かを食べている。青い体を丸めて、パンの欠片をつまみながら満足げだ。

そんなケロマツの背後に、白衣を着たトシキ博士が慎重に忍び寄る。

トシキ博士(今度こそ……!)

博士は息を潜め、一気に飛びかかる——が、

ヒュッ!

ケロマツは気配を察知し、軽やかに跳んで回避!

トシキ博士「あぁぁ〜! また逃げられたぁ!」

ケロマツはそのまま森の方へ跳び去っていく。

研究員「博士、もうすぐ新米トレーナーが来ますよ?」

トシキ博士「だからこそ! あの子をちゃんと渡せるようにしないと……!」

博士は肩を落とし、空を仰ぐ。

トシキ博士「頼むから、大人しく捕まってくれ……!」

場面転換——

バロウシティ・入り口

森を抜け、シュンとヌノイがついにバロウシティに到着する。

シュン「やった! ついに着いたな!」

ヌノイ「いやー、まさかジョバの森をこんなにスムーズに抜けられるとは思わなかったな」

シュンは意気揚々と拳を握る。